カープ鈴木誠也ついに覚醒!2016年は飛躍の年に

ついに覚醒か?
2016年。カープは開幕前の予想を裏切り、首位を独走している。マエケンがメジャーに移籍した影響を微塵も感じさせず、選手一人ひとりが持ちうる力を発揮し勝負強さを発揮。その根底にあるのは若手選手の台頭である。
もちろん、ベテランの新井や黒田、実績のあるジョンソンの支えも大きいが、若手が生き生きとプレーしている姿はここ数年で一番輝いている。
そんな若手の中でも今回取り上げたいのは「鈴木誠也」だ。2012年ドラ2で入団した鈴木は1年目から2軍でレギュラーを掴み、東出以来14年ぶりに高卒1軍デビューを成し遂げ、前年の2015年には開幕スタメンを勝ち取り、大器の片りんをうかがわせていた。
そんな鈴木だが、ここぞの場面で凡打に終わることも多かったのも事実。成長しているものの、いまいち抜け出せない印象は少なからずファンも感じていただろう。「この場面で鈴木なら期待できる」2015年までそう思えることがなかった。
しかし2016年はどうだろうか、鈴木の打席になると何ともいえない期待感が満ちている。とくに交流戦での活躍は「ついに覚醒」とネットもざわついている。
カープファンのざわつきは次第に大きくなり、2016年6月17日、18日の二試合連続サヨナラホームランをきっかけに全国区のニュースにまで拡大した。
カープファンもしくはコアな野球ファンには名前が知れている鈴木だが、今回の件で全国区の選手に一歩近づいた。まだ21歳のプロ4年目。2016年後半の活躍次第では一気に背番号1が近づく。本人の目標なのか定かではないが、若かりしころ前田智徳がつけた背番号51を背負う若鯉は現在最も背番号1に近い選手である。
準永久欠番となっているため前田智徳の承諾が必要になってくるが可能性はあるので期待したい。
開幕前。ソフトバンクの内川に弟子入り。現プロ野球界最高の右打者の内川は鈴木のバッティングを「力任せ」そう一蹴した。細かい指導は企業秘密とされているが、バットの出し方、手首の使い方、下半身の使い方など指導されたようだ。
軽く振っているのにスタンドに運ぶ内川のバッティングに鈴木は脱帽。何かを掴んだ鈴木に対し、内川もトリプルスリーを狙える逸材と太鼓判を押した。
覚醒を始めた2016年。今後の活躍はカープの25年ぶり優勝には欠かせない。日本シリーズで内川擁するソフトバンフを破り、日本一になって師匠に恩返しをしてほしいものだ。
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